Macbook ProのSSDを大容量化「Jetdrive 820」レビュー

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Macbook ProのSSDを大容量化「JetDrive 825 (820)」レビュー
Macbook ProのSSDを「JetDrive 825」で換装して大容量化レビュー MacBook ProのSSD ...
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Macbook ProのSSDを「JetDrive 820」で換装して大容量化レビュー

MacBook ProのSSD

筆者のメインPC「MacBook Pro (Late 2013)」の13インチモデルは、購入から4年経ったものの未だに快適に使えている。
現行のMacBookも気にならないわけではないのだが、どうにもインターフェイスが少ないのが頂けない。
特にUSBポートAコネクタが全廃され、typeCのみになっているのが不便そうで仕方がない。
将来的には勿論typeCに世の中は移行していくのだろうが、それはずいぶん先のように思う。

そんなワケもあって、まだまだ長く付き合うつもりの愛機「MacBook Pro (Late 2013)」だが、唯一の不満が128GBというSSDの容量。
これまでは128GBでもデータをクラウドやNasに逃がして、本体側に余計なデータが残らないようにしていたのだが、Lightroomで大量の写真を現像する際などは流石にこの容量では手狭になってきた。

そこで以前からSSDの換装をしようとは思っていたのだが、サードパーティからなかなか良いSSDが発売されず、どうにもならない状況が続いていた。
OWCから「Aura Pro X」というSSDが以前から発売されているのだが、これがネットのレビューを読む限り評判がすこぶる悪い。
SSDの発熱が酷く、速度も特に書き込みにおいてオリジナルのSSDよりも遅くなるとの指摘が多かった。

Transcend製SSD「JetDrive820」レビュー

その状況が変わったのは今年の9月にTranscendがMacBook向けのSSD「JetDrive820」を発売してからだ。

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対応しているMacのモデルは下記になる。
Macbook Proだけではなく、Macbook AirやMac Pro、Mac miniにも対応している。

MacBook Air 11″ & 13″ Mid 2013 – 2017 MacBook Air 6,1 / 6,2 / 7,1 / 7,2
MacBook Pro (Retina) 13″ & 15″ Late 2013 – Mid 2015 MacBook Pro 11,1 / 11,2 / 11,3 / 11,4 / 11,5 / 12,1
Mac mini Late 2014 Mac mini 7,1
Mac Pro Late 2013 Mac Pro 6,1

幸いなことに筆者のMacBookにも対応しており、Transcendならば品質面も安心だ。
ラインナップは、TS240GJDM820(240GB)、TS480GJDM820(480GB)、TS960GJDM820(960GB)の3モデルとなっている。
というワケで早速480GB版を購入して、SSDの換装を行ってみたので、そのレビューだ。

「JetDrive 820」を使ったSSD換装作業


JetDrive820」は筆者のMacBook ProのSSD換装作業に必要なマニュアルや特殊ドライバーもセットになっている。
特に難しい作業もないので添付のマニュアルや、YouTubeの動画などを参考に作業をすれば問題ない。

基本的にはねじを外して裏蓋を取った状況。
4年物の割には中もファンも汚れていなくて一安心。

あとは安全のためにバッテリーと基板の接続部を外して、SSD本体を交換するだけ。
筆者の場合は交換作業自体は15分程度だった。
オリジナルのSSDはSandisk製。

「JetDrive 820」の実力

交換前後のベンチマークはこの通り。

速度比較

交換前(Sandisk製SSD)

交換後(JetDrive820)

SSDの速度はWriteもReadもほぼ同等の結果となった。正直一安心。

Speed Test Write Read
Before Upgrade (Sandisk) 612.7MB/s 693.0MB/s
After Upgrade  (Jetdrive820) 601.4MB/s 704.5MB/s

発熱比較

Lightroomで写真の書き出しを30分行ったときのSSDの温度を比較した。

交換前(Sandisk製SSD)

「TG Pro」で測定した結果では最高で61℃という結果に。

交換後(JetDrive820)

交換後のSSD温度の測定は、何故か「TG Pro」にSSDの温度が表示されなくなったため、TranscendのSSDツール「Jetdrive Tool Box」で確認した。
結果は63℃と速度と同様にオリジナルと同等の結果となった。

Heat Test Temperature
Before Upgrade (Sandisk) 61℃
After Upgrade  (Jetdrive820) 63℃

お勧めできるSSD「JetDrive 820」

結果的に「JetDrive820」は純正SSDと同等のスペックだと言えると思う。
これまでのところ換装後もトラブルなくMacBook Proを使えており、非常に満足度が高い。
これであと10年は戦える…無理か。


嗚呼、容量に余裕があって広いって素晴らしい。
まるで自由を得た気分だ。
最初にこの記事を執筆してから3ヶ月が過ぎたが、未だに問題なく使えていることを付け加えておく。

そんなワケでMacbookの容量に悩んでいる諸氏には「JetDrive820」がイチオシだ。

コメント

  1. ハッタリぶろぐらまー より:

    駐車禁止マークが出なくて良かったですね。
    私は出てしまって復元作業のループに陥りました。

    • daikichi より:

      それは大変でしたね。自分の場合は拍子抜けするほどあっさり作業が終わってしまいました。

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