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カトンラクサの名店「Marine Parade Laksa」vs「328 Katong Laksa」

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カトンラクサの名店「Marine Parade Laksa」vs「328 Katong Laksa」

プラナカン文化が息づくエリア「カトン」

シンガポールのカトン地区と言えば、昔ながらのプラナカン文化が息づくエリアだ。
「プラナカン」とは15世紀頃からマレー半島に移住してきた中国系移民の子孫のことで、彼らは中国、マレーシア、ヨーロッパの文化を融合させた「プラナカン文化」を生み出した。
新しく奇抜なデザインの建築が多いシンガポールにおいて、カトン地区は昔ながらの文化を色濃く残している。
プラナカンの民芸品の店や、パステルカラーに塗り上げられた住居兼店舗の「ショップハウス」が観光名所にもなっている。

カトン地区の名物料理「カトンラクサ」

このカトン地区の名物料理と言えば「カトンラクサ」だ。
ラクサとは魚介出汁と香辛料をベースとしたスープの麺料理で、マレー半島周辺では非常にポピュラーだ。
日本のラーメンのように、地域によって様々なタイプのラクサが存在する。
「カトンラクサ」は香辛料、干しエビ、ココナッツミルクで味付けされたスープ、それにエビ、蒲鉾、ザルガイなどの具で構成されたラクサで、「シンガポール風ラクサ」と言えばこの「カトンラクサ」のことを指す。

最近は日本でもラクサが人気のようで、「お弁当・お惣菜大賞 2015」で成城石井の「シンガポール風ラクサ」が最優秀賞に輝いたり、「カップヌードル シンガポール風ラクサ」が日清から発売されるなどしている。

また、東京・原宿に「SINGAPORE HOLIC LAKSA」という専門店もオープンしている。

http://r.goope.jp/llcsngholiclaksa

さて、話をシンガポールに戻す。
この「カトンラクサ」、観光客だけではなく地元でも人気で、有名店の前にはいつも人だかりが出来ている。
最も有名なのが「Marine Parade Laksa」と「328 Katong Laksa」の2店だ。
この両店はイーストコーストロードを挟む形でにらみ合っており、過去に他の店も巻き込み「カトンラクサ元祖の店」の名を争った過去を持つ。
今回はこの因縁深い両店のラクサを紹介する。

「Marine Parade Laksa」

「Marine Parade Laksa」はショッピングモール「Katong Plaza」の1階にある。
かなりローカル感が漂う店なのだが、味は折り紙付きの人気店だ。

この店のラクサは絶妙なエビ出汁とココナッツミルクのバランスを持つ。
エビの豊かな風味に、ココナッツのまろやかなテイスト、そしてそれらを引き立てる香辛料がたまらない。

具のザルガイも独特の風味もアクセントとなっている。
箸は使わず、短く切られた麺とこのスープを一緒にレンゲですくい、口に運ぶスタイルなので存分に素材を味わうことが出来る。
他のラクサの店と比較して、辛味は抑えめなので日本人向けの味だと思う。
カトンを訪れた際には是非寄ってみて欲しい。

この店、スープがなくなり次第営業終了で夕方には閉店していることもある。
できるだけランチタイムを狙って訪れることをお勧めする。

「328 Katong Laksa」

最もメディアに取り上げられることが多く、有名なのが「328 Katong Laksa」だ。
ガイドブックでもシンガポールラクサと言えばここが紹介される。
また、「2017 Michelin Guide Singapore」にも掲載され、その味はこちらも折り紙付きだ。
多くのフランチャイズ店もあり最も目にする機会が多い店と言える。

http://328katonglaksa.com

イーストコーストロード沿いにある本店はいつも混雑しており、店内に入りきらない客は屋外のテーブルに座ることになる。

店の前にはオーナーの写真と日本語で書かれた「人気の店 328 カトンラクサ」の文字。
多くの日本人観光客も訪れることが分かる。

この店のラクサは魚介の風味、特にザルガイの味が強く、また比較的辛めの味付けとなっている。
日本人には好き嫌いが分かれそうな味かと思う。
ただ二度三度と食べるうちに、この味でないと物足りなくなってくる不思議な魅力がある。
ラクサ界の「ラーメン二郎」のような存在かもしれない。

具の構成は「Marine Parade Laksa」とほぼ同じで、エビ、蒲鉾、ザルガイとなっている。
このラクサに付けられている辛味ペーストも人気で、見せては瓶詰めにした辛味ペーストを個別に販売している。

またラクサだけではなく、点心も扱っているので、いろいろと食べてみたい人にはおすすめの店だ。

筆者は「Marine Parade Laksa」推し

筆者としては「Marine Parade Laksa」のラクサの方が好みだ。
あのエビとココナッツの絶妙なバランスは他では味わえない。
好き嫌いが分かれ気味なザルガイも、全体の風味を壊さない程度に抑えられるのが気に入っている。
まぁ、食い物の好き嫌いは結局は個人の好みの問題かと思うので、是非この2店舗を食べ比べてみて欲しい。

以上、カトンラクサ、シンガポール風ラクサに関する備忘録。

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