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シンガポールからジョホールバルへの移動方法

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シンガポールからジョホールバルへの移動方法

ジョホール・バルについて

「JB(ジェービー)に行ってきたんですけど」
「J…B?」
赴任当初、JBの意味が分からず戸惑ったことがある。
そんなJBとはマレー半島最南端、シンガポールすぐ上にあるマレーシアの街「ジョホール・バル(Johor Bahru)」のことだ。
シンガポールの後背地となっており、多くの製造業がマレーシアのシンガポールに比べれば安い人件費を求めて工場を構えている。
また、多くのマレーシアの労働者が毎日国境を越えてシンガポールで仕事をしているし、近年は「イスカンダル計画」という宇宙戦艦に乗ってどこか行ってしまいそうなネーミングの巨大開発計画も進んでる。

さて、このジョホールだかシンガポールに駐在していると訪れる機会は多い。
主にビジネスかゴルフが目的だ。
そういった理由でジョホールに向かうときは、大抵自家用車かタクシーをチャーターしての移動で、渋滞にさえはまらなければスムーズにマレーシアに入国できる。

また旅行者や出張者が、ちょっとした日帰り観光で訪れることもある。
正直目立った観光名所はレゴランドくらいで、それほど観光名所がある街でもないのだが、飲食に関してはシンガポールよりも価格が安いこと、陸路で橋を渡って国境を越えること自体が日本人にはなかなかできない体験であることが理由かと思う。
そういうわけで、日本からシンガポールに遊びに来た友人や出張者から、公共機関を使ったジョホールまでの行き方を聞かれることがあるので、それをまとめた備忘録。

ジョホールに向かう前の準備

シンガポールの隣町と言っても、マレーシアという別の国に行くことには変わりはない。
観光目的ならビザは不要だが、当然パスポートの用意は必要だ。
マレーシア入国の場合、パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要なので確認しておこう。
まぁシンガポールも入国時に必要な残存期間は同じなので、通常なら問題はないはず。
また旅行者の場合、シンガポールへの入国審査時に係官から受け取った「出国カード」も必要だ。(詳細はこの記事を参考のこと)
シンガポールからの出国時、イミグレーションにこれをパスポートと一緒に提出する必要がある。
シンガポール在住者の場合、EP-Pass、S-Pass、DP-PassなどのIDを出国カードの代わりに上記のパスを提出すればよい。
あとは移動に使うMRTやバスの料金支払いのためのEZ-LINKカード、もしくはCEPASカードを準備しよう。

用意するもの
・パスポート(残存期間が6ヶ月以上)
・出国カード(シンガポール在住者はEP-Pass、S-Pass、DP-PassなどのID)
・交通費(EZ-LINKカード、もしくはCEPASカード)

シンガポールからの出国

シンガポールからジョホールに公共交通機関を使って移動するルートは様々だ。
ブギスからも直行のバスが出ているし、チケットさえ入手できれば電車で国境を越えることも出来る。
ただ、宿泊先がブギスに近いところとは限らないし、電車のチケットは発売即完売でなかなか入手が出来ない。
そこでここでは一番ベタかつ安価な、MRTとバスで国境を越えるルートを紹介する。

MRTウッドランズ駅はシンガポールの北にあり、ジョホールに最も近い駅だ。
シティ側からでもジュロンイースト側からもMRTでウッドランズまで行くことができる。

MRTの「赤ライン」はシンガポール島を循環するようなルートになっており、その北部、ジョホールの至近にこの駅はある。

さて、MRTウッドランズ駅に到着してから、どうするかを少し詳しく説明する。
この駅にはバスターミナルが隣接している。
改札を出ればそこまで案内する看板(Bus Interchange)があるので、それに従って歩こう。


このバスターミナルの端に「B9」と書かれたバス乗り場がある。
ここで950番のバスを待つ。


このバスはおおよそ15分から20分おきに出発しており、ウッドランズとジョホールの中心部を周回している。

道が空いていれば10分ほどで「ウッドランズ チェックポイント」に到着だ。

ここで一度バスを降りてシンガポールからの出国手続きをする必要がある。
下りる際に端末にEZ-LINKカード、もしくはCEPASカードをタップすることを忘れずに。


「RIDE SUSPENDED」と表示され一時下車ができる。
ちなみにこのバスに戻ってくるとは限らないので、必ず荷物は持って下車すること。
バスの降車口からすぐにエスカレーターがあり、それを登るとイミグレだ。


「ALL PASSPORT」との表示がある列に並ぼう。


イミグレ内は写真撮影や携帯電話での通話が禁止されているので注意。
自分の順番になったら、パスポートと出国カード(シンガポール居住者はID)を係官に提出しよう。
現在シンガポールもセキュリティが厳しくなっており、ここで指紋をスキャンさせられることが多い。
「Thumb(親指)」と係官に言われたら、目の前にある機械に両手の親指を乗せ指紋をスキャンしよう。
たまにスキャンを要求されないこともある。
出国カードは回収され、パスポートだけが戻ってくるので、それを受け取ったらイミグレを抜けて先に進もう。

エスカレータを下りたところがバス乗り場になる。
看板や床に番号が書いてあるので確認し、乗ってきた950番の列に並ぼう。


同じ950番のバスであれば、先ほど乗ったのとは同一のバスでなくてもでも問題ない。
バスが来たら端末にEZ-LINKカード、もしくはCEPASカードをタップして乗車する。

さぁ、いよいよバスで国境越えだ。

シンガポールとジョーホールを繋ぐ橋の真ん中にある国境を超えマレーシアに到着だ。
筆者が初めてこの国境を越えたときは、なかなかにエキサイティングな気持ちになったことを覚えている。
今ではすっかり日常になってしまったが。
さて、バスは空いていれば5分ほどで、マレーシアの入国イミグレに到着する。
この下車時にも、先ほどと同じように端末にタップし、バス料金(2ドル程度)を精算する。
荷物は必ず全て持って下車すること。

マレーシア入国

バスを下り、先にあるエスカレーターを昇ればマレーシア側の入管だ。


こちらもイミグレ内は写真撮影や携帯電話での通話が禁止されているので注意。
シンガポールを出国するときと同じように、「ALL PASSPORT」との表示がある列に並ぼう。


ここではパスポートのみを提出する。マレーシアの入国カードは不要だ。
たまに「シンガポールに住んでいるのか?」と聞かれることもあるので、旅行者であればその旨伝えよう。
ただしシンガポール在住の場合はIDもパスポートと一緒に提出しよう。
この際、シンガポールを出国する際と同じように指紋をスキャンされられることが多い。
係官から指示があれば、目の前の端末で指紋をスキャンしよう。
マレーシアの場合はスキャンする指は両手の「人差し指(First finger、Index finger)」となる。
何故シンガポールは親指で、マレーシアは人差し指なのかは謎だ。

審査が終われば入国許可のスタンプが押されたパスポートを受け取るだけ。
と、言いたいところだが、ここで絶対に押されたスタンプの日付を確認して欲しい。
これが結構日付が間違っていることが多いのだ。マレーシア入国では。嘘みたいな話だが。
それに気づかず、シンガポールに戻る際に「なんで明日の日付?」とか言われてしまい、出入国の審査時にトラブルになることがある。
スタンプ押したのあんたらだから!と言ってやりたい。
実際、筆者も日付を間違えられて、慌てて審査員に「間違えてるよ!」と指摘して、修正してもらったことがある。
審査官は「ハハ、ソーリ~」とあっけらかんとしたものだった。
しかも修正は手書きで、本当にこれで大丈夫か心配したものだ。大丈夫だったけど。

さて、イミグレを抜けると税関がある。


基本的にはノーチェックなので緑のゲートをくぐって先に進む。
もちろん申請の必要なものを持ち込む場合は、ここで手続きをすることになる。
また、税関を抜けてすぐに両替所があるのでここでマレーシアリンギットに両替することもできる。

そして、ひたすら道なりに進めば、ジョホール・バルに到着だ。


先進的なシンガポールとは一変して、いかにも東南アジアといった光景が目に入ってくる。


あとはCity Squareに行ってショッピングを楽しむも良し、シンガポールより安い飲食やマッサージを楽しむも良しだ。

シンガポールからジョホール・バルを訪れる際の注意点

混雑は避けよう

バスのような公共機関を使った国境越えは、タイミングが悪ければ非常に混雑する。
特に週末、連休前、スクールホリデーの期間は、激混みで最悪4~5時間かかることもある。
帰りも最悪3時間ほどかかる。
出来るだけ休日とその前日を避け、早い時間帯に国境を越えてしまうことをお勧めする。
そうでないと日帰り旅行の場合、ジョホール滞在時間よりもイミグレや橋の上にいた時間のほうが長くなってしまうこともある。

治安について

ジョホールの治安は決して良いとは言えない。
この数年は警察の増強などもあって改善はされているが、それでも日本やシンガポールと比較すれば、そこは東南アジア。
旅行者を狙ったスリや引ったくり、そして置き引きは多く、用心は必要だ。
財布やスマホなどはしっかり管理しよう。

タクシー

ジョホールの公共バスなどの利用は旅行者にはハードルが高い。
なのでタクシーを使うことになるのだが、ジョホールのタクシーは注意が必要だ。
乗車拒否、メーター不使用、ぼったくりが多いので、乗車前にしっかりとドライバーに確認しよう。
もし交渉が難しいときは、何事も穏便にすませるのが日本人のスタイル。
納得のいく金額であれば、ドライバーの言い値の料金を支払ってしまうのも手だ。
市街の移動程度であればせいぜい数百円の違いだ。

最後に

シンガポールとマレーシア間の出入国は1日1往復までなので注意すること。
また、シンガポール滞在ビザ延長目的の出入国は違法なので絶対しないこと。
これらを心して、国境を越えてもらいたい。
ジョホールからシンガポールに戻る記事は次の記事を参照して欲しい。

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