シンガポールで購入したiPhone・スマホの売却

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シンガポールにおけるiPhone・スマホの売却

シンガポール暮らしも数年が過ぎると、来星当初に購入したiPhoneやスマホも古くなり、新調することもあるかと思う。
シンガポールで新しいスマホを買うことは何の問題もないと思うが、古いスマホの処分はなかなかに面倒だ。
取っておいても無駄なので、子供や知り合いにお下がりとして渡すなどしても良いかもしれない。
そういったあてがない場合は、ショップに売却してしまうのも選択肢になるかと思う。
売却するにしても選択肢は様々だが、今回不要になった古いiPhoneをシンガポール国内で売却したので、その顛末の備忘録。

日本での売却

筆者がまず最初に考えたのが一時帰国時に日本の買い取りショップで売却することだ。
この場合の問題はシンガポールで購入した海外版SIMフリーiPhoneを買い取ってくれるショップが限られるケースがあるということだ。
厳密にいうと海外版iPhoneは日本の「技適マーク」の問題がある。
ここでは詳しい説明は省くが、興味がある読者は「海外 iPhone 技適マーク」でググって欲しい。

これを理由に海外版iPhoneの買い取りをしていなかったり、買取価格を低くしているショップもあるので注意が必要だ。
ところが海外版iPhoneはSIMフリーであり写真撮影時のシャッター音も消せるので、実は日本国内においても割と需要がある。(技適マークの件は置いておくとして)
そのためネットオークションや一部のショップでは積極的に売買されているし、意外と買取価格が高かったりもする。
帰国機会の多い人は、日本で売却してしまうのが一番楽だし、ショップを選べばそれなりの値段で売却できると思う。
もちろん端末のコンディションや付属品の有無などによって買取価格は大きく違ってくるが。

じゃんぱら」では海外版SIMロックフリー端末の参考買取価格を明示しているので参考にして欲しい。
あとは「メルカリ」や「ヤフオク!」などのオークションサイトでの売却も選択肢になるとは思うが、一時帰国の短い期間で売買を終わらせるのは手間なのでお勧めしない。

シンガポールでの売却

さて筆者の場合、最近iPhone8を購入したため、シンガポールに赴任した際にSingtelとの2年縛りの契約で手に入れた「iPhone5S」が余ってしまった。
当面日本に帰る予定もないので、さっさとシンガポール国内で売ってしまい、飲み代の足しにすることにした。
シンガポールにはそれこそ無数にスマホの買取をやっているショップはあちこちにある。
駅近やHDBの下にあるショップで新品や中古のスマホが売られているのを見かけると思うが、そのほとんどで買取も行っている。
ちゃんと古物取り扱いのライセンスを持っているのかどうかは知らないが…。

シンガポールでの売却先は下記の3箇所が主なところだと思う。筆者的には。
「リャンコートの『ヤークテクノ』」
「シンガポールのアキバ『Sim Lim Square』」
「オーチャードの109(?)『Far East Plaza』」

リャンコート「ヤークテクノ」

在星邦人が安心して行けるショップならここ「ヤークテクノ」。
お馴染みリャンコートのITショップ。
日本人経営のショップでiPhoneやPCの修理、データ復旧、そして中古品の売買も行っている。
日本語で対応してもらえるので、日本人がシンガポールで端末を売却する場合の第一選択肢かと思う。

Sim Lim Square

こちらもお馴染みシンガポールのアキバ…というかラジ館(分かるかな?)「Sim Lim Square
」。
シンガポール最大の電脳ショッピングモールだ。
中に小さなショップが無数にあり、昔のアキバを思い出させてくれる。
一時期悪徳ショップが増えて、英語の苦手な外国人観光客をカモにしたボッタクリや詐欺まがいのショップが問題となったが、今は浄化が進んで、以前よりは安心して買い物ができるようになった。
そのうちここをネタにした記事を書きたいと思っている。

Far East Plaza

誰だここをオーチャードの109なんて言い出したのは。
さてiPhone売却したい旨を職場のローカルの同僚に相談したところ「『Far East Plaza』でいいんでね?」とのアドバイスをいただいた。
あら、意外な場所が…こりゃ面白そうだ。
というワケで善は急げという事で早速「Far East Plaza」に向かいiPhone5Sの売却をしてしまうことにした。

「Far East Plaza」でのiPhone売却顛末


そんなこんなでクリスマス真っ只中のオーチャードのスコッツロードにある「Far East Plaza」へ。
スコッツ伊勢丹に近く、隣はグランドハイアットという好立地のショッピングモールで、中には無数のショップが店を構えている。
テイラー、雑貨、マッサージ、飲食店等々がローカル色豊かに並んでいて面白い。
モバイルを扱う店も多くある。

さて筆者の海外版SIMロックフリーiPhone5Sだが、ネットで調べた限りでは美品かつ付属品が全て揃っていれば、日本での買取価格は12,000〜14,000円が相場のようだ。
これが付属品がない場合などは一気に半額程度の買取価格となる。
筆者のiPhone5S(32GB)は箱こそあるものの、ケーブルやらアダプタやらはすでにない状態。どこにやったんだ。

ただし本体は目立った傷はない美品という状況だ。
実は身内が先日日本に帰った際にシンガポール版iPhone5S(32GB)を某有名モバイルショップに売却したのだが、その時の買取価格は5,000円だったとのこと。
それよりは高く売りたいし、何事もターゲットは必要というワケで、目標買取価格100SGDに設定し、Far East Plaza内のモバイルショップに片っ端から買取価格を聞いて回った。

最初の店は「40SGD(約3,320円)だね」。
いやいやいやいやいや、それは安いでしょ。足下見すぎ。
ってワケで、次の店へ。
筆者「あそこの店で40SGDって言われたんだけど…」
店員「うちは50SGDで買うよ♪」
それも安すぎるだろが!
手強いな、こりゃ。
と思いつつ諦めずに絨毯爆撃的に片っ端から聞いて回って、最高値の買取価格が80SGDに。
シャイで交渉ベタな日本人の典型な筆者にはなかなか辛い展開だ。

うーん、これで売っても良いかな?などと思いつつも、フロアを変えて別の店舗へ。
実はこの店は前述の同僚のローカルが勧めてくれたショップだったりする。
超無愛想な店員が筆者のiPhone一瞥して「110SGD(約9,130円)。たぶんうちが一番高いと思うよ」と一言。
おお!目標価格突破!
一応他の店も回って、この店の買取価格を提示して交渉したが「うちは100SGDまでだね」とのこと。

ならばというワケで、「110SGD」を提示してくれたショップ「WhyMobile」で売ることに。
その旨伝えると超無愛想な店員は手渡したiPhone5Sの動作チェックをしつつ、筆者のパスをコピー。
パスポートも渡したが「いらね」とのこと。
待っている間にこの店のサイトをチェックするとiPhone5Sの買取価格は130SGDとの表記が。
筆者「これより安いじゃんか」
店員「付属品がみんなあれば130SGDだったね」

くそー、と思いつつも、日本よりシンガポールの方が付属品なしの場合でも買取価格がそれ程低くならないのだなと実感。
日本のショップは付属品がないだけでガツンと買取価格が下がることを考えると、シンガポールでiPhoneを売却するのは場合によっては悪くないのかもと思えた。

この「WhyMobile」、あとからネットで調べると、結構買取頑張っているショップのようで、Googleで検索しても上位に来ていた。
結果的に筆者は得したのか損したのか判然としないが、無事古いiPhoneを売却できた。
この記事が読者の参考になるのかどうかもよく分からないが、手に入れたお金は家族との食事の足しになったので良しとする。

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