【最新版】シンガポールへの酒類・アルコール持ち込みと免税枠
アルコールの持ち込み免税枠
日本からシンガポールに来る出張者にお酒を持ってきて貰うのが、酒税の高いシンガポールにおける酒飲み駐在の自衛策の一つなのだが、それもあくまで免税の範囲でのことだ。
今回の記事ではシンガポールへのアルコールの持ち込みと免税枠について紹介する。
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悲しいかな2019年4月に免税枠が縮小して以降、現在に至るまで下記のような免税枠となっている。
ざっくり5つの選択肢があると思えば良い。
オプション | 蒸留酒 | ワイン | ビール |
1 | 1リットル | 1リットル | – |
2 | 1リットル | – | 1リットル |
3 | – | 1リットル | 1リットル |
4 | – | 2リットル | – |
5 | – | – | 2リットル |
(MOF – ANNEX E: TAX CHANGESより)
分かり易くいうと持ち込みできるアルコールの量はトータルで2Lまで。ただし蒸留酒は最大1Lまで、ワインとビールは最大2Lまでとなっている。
筆者個人はジャパニーズウイスキーを1Lとサッポロビール1Lが嬉しい。
ちなみに各酒類のカテゴリは、下記のようになっている。
【蒸留酒】焼酎、泡盛、ウイスキー、ウォッカなど
【ワイン】ワイン、日本酒、ビール以外の醸造酒 ※養命酒はワイン扱い
【ビール】ビール類
アルコールの持ち込みに関するその他の制限
アルコール持ち込みに関しては、酒類や量だけではなく下記の制限もあるので注意して欲しい。
1.年齢が18歳以上である
2.シンガポール到着前にシンガポール国外に48時間以上滞在している
3.マレーシア以外の国から到着している
4.酒類が個人消費を目的としたもの
無申告や誤申告は処罰対象
申告をしなかった、または誤った申告をした場合は、最高10,000ドル(約80万円)または未払税額のいずれか金額の大きい方が罰金として課せられ、さらに場合によっては最高禁固12ヶ月が課されるので十分に注意しよう。
シンガポールはこの手の規制がよく変わるので、最新情報は以下の公式サイトで確認してほしい。
Duty Free Concession and GST Relief
Duty-Free Concession and GST Relief Duty-Free Concession Liq...
以上、シンガポールへの酒類を持ち込む場合の免税に関する備忘録。
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