伊勢丹ジュロンイースト2020年3月閉店/J-cubeにドンキ年内出店へ

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ジュロンイーストの伊勢丹撤退へ

シンガポールの西側に暮らす日本人の生活を支えている、ジュロンイーストのショッピングモールWestgateの伊勢丹が、2020年3月22日に閉店することが発表された。
この件については、日本でも報道がされている。

三越伊勢丹、シンガポール店舗を2020年に閉店 競争激化で - 日本経済新聞
三越伊勢丹ホールディングス(HD)は31日、シンガポールで展開する「ジュロン イースト店」を2020年3月に閉店することを明らかにした。入居するショッピングセンター(SC)との契約更新交渉がまとまらなかったことから、退店を決めた。今後は同国で運営する他の5店舗に経営資源を集中する。同店は三越伊勢丹HD子会社のシンガポ

不採算店舗であるジュロンイーストの伊勢丹の存続は難しく、契約の更新交渉も不調に終わったようだ。
シンガポールの伊勢丹の台所事情は厳しいようで、下記のような関連記事も出ていた。

https://www.businesstimes.com.sg/companies-markets/isetan-needs-more-than-a-store-refresh

MRTジュロンイースト駅周辺、また隣接するクレメンティには日本人学校や幼稚園もあり居住する日本人は多い。
このエリアに住む日本人の多くは、以前は定期的にリャンコートまで行って、明治屋で買い出しするのが生活パターンだった。
それが2013年にWestgateと伊勢丹がオープンしたことで、随分と日本人にとって買い出しがが便利になり、それはある種革命とも言える変化だった。
以来ジュロンイーストの伊勢丹は、西側に住む日本人にとって重要な施設であった。

最近はシンガポール各所に「DonDonDonki」もできて在星邦人の生活状況に変化も出てきていた。
西側に住む日本人であれば「ドンキがジュロンイースト(もしくはクレメンティ)にできないかなぁ」といった類いの話はしたことがあるはずだ。
正直シンガポールのドンキの日本産の食料品の価格は玉石混交気味だと思うのだが、日本人奥様たちの支持は厚く、上記のような話は頻繁に耳にする。

J-cubeにドンキ年内出店へ

そんな西側在星邦人の願いが通じたのか、ジュロンイースト駅至近のショッピングモール「J-cube」に西側初、シンガポールで7店舗目のDon Don Donkiがオープンすることになった。

Don Don Donki Opening 7th Outlet At JCube Mall
Westies, rejoice.

すでにFairPrice FinestとKopitiamは閉店し、改装工事が進んでおり、ドンキの開店は年内を見込んでいるようだ。

Photo by TODAY

ジュロンイースト駅周辺は一時期日本の「業務スーパー」も進出し、在星邦人の話題を掻っ攫ったが、あっという間にフェードアウトしたこともあり、なかなかビジネスとしても微妙なところがあるように思う。
ジュロンイーストにはすでに撤退の決まった伊勢丹が入っているWeatgateに加え、Jem、J-cube、IMM、BigBoxと大型ショッピングモールが5件も並んでいる状況で、過当競争気味だ。

Big Box in Jurong East becomes ghost town as mall put up for sale
Sad.

ジュンロンイーストのJ-cubeに「DonDonDonki」が出店し、買い物環境がのようになっていくのか楽しだ。
どうせであれば伊勢丹の後釜ではなく、スッカスカのBogBoxに巨大ドンキでも作ってもらいたかったが。

筆者個人としては、伊勢丹の日本酒売り場の立ち飲みスペースが無くなることが少し悲しかったりもする。
あそこは不思議とローカルを中心に人気があり、いつも飲んだくれ達で賑わっている。
もし、後釜にドンキが来るのであれば、是非あのスペースは維持して欲しい。

以上、ジュロンイーストへのドンキ進出と伊勢丹撤退に関する備忘録。

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