以前は「チャイナタウンの隠れた名店」的な紹介がされることが多かった「東北人家」。
すっかり在星邦人の間では定番のお店になり、いつ行っても日本人客に出くわす。
ガイドブック片手の観光客や旅行客も多く、常に繁盛している人気中国料理店だ。
そのような状況でも、料理のクオリティを維持し続けているのは流石で、筆者も機会があれば足を運んでいる。
そんな名店「東北人家(Dong Bei Ren Jia)」を紹介する備忘録。
最強の味とコスパ
筆者が行くといつも混雑していて、店の前のバス停に作られた特設テーブルに通されることが多い。
バス待ちの人達が、こちらのテーブルをチラ見する環境下で、美味しい料理をいただくのも一興だ。
一品数ドルから15ドル程度の価格で盛りもよい。
味は辛い料理もあるが全体的に優しめで日本人も安心して食べることができる。
そもそもこの店でマズい料理はまず出て来ないので心配は不要だ。
この店はできるだけ大人数で行く方が、いろいろ料理も楽しめるので良いと思う。
料理の種類も多く、必ず気に入る料理が見つかると断言できる。
また、写真入りのメニューが充実しているので、不慣れな観光客でも安心だ。
アペタイザーは「青椒皮蛋(ピータン)7ドル」
筆者はピータンが大好きだ。
中華料理屋ではアペタイザーとして注文して、メインの料理が来るまで、ピータンと、そしてそれにたっぷり乗ったチリを摘まみながら待つことにしている。
この店のピータンのタレは少し甘めだが、多めにグリーンチリとニンニクが乗っており、その甘辛コントラストはなかなかだ。
ビールとの相性が最高「蒜泥白肉(豚バラ肉とニンニクソース)8ドル」
ビールのお供の定番「蒜泥白肉」だ。
厚切りされた豚バラにたっぷりのニンニクソースがかけられている。
これを口に運び、ニンニクと豚肉の脂身のハーモニーを楽しんだ後に口中に流し入れるビールは最高だ。
文句なし「番茄炒蛋(スイートトマトの卵炒め)8ドル」
筆者の周辺では支持率No.1の「番茄炒蛋」。
トマトの甘みとトロリとそれに絡みつく卵がたまらない。
甘めの味付けなのでお子様にも人気がある。
筆者のようなおじさまにも大人気だ。
中国で東北と言えば餃子だよね「三鮮水餃(水餃子3種)10ドル(10個)」
「東北」と銘打った店だけあって餃子も絶品だ。
「三鮮水餃」はキャベツ、セロリ、ニラの水餃子を同時に楽しむことができる。
これまたビールが進む料理だ。
駐妻絶賛「抜糸地瓜(サツマイモのカラメルソース和え)10ドル」
シンガポール中の駐妻が絶賛と噂の「抜糸地瓜」。
サツマイモをたっぷりと砂糖でコーティングした、サツマイモの甘さとカラメルの甘さの最強コラボスイーツだ。
このサツマイモをひとつ箸で摘まむと、溶けた砂糖が、見た目も味も濃厚な糸を引く。
この料理を摘まむ度にテーブルの上には、銀色の糸が乱舞することになるので、食べるのは最後にすることをお勧めする。
店舗情報
東北人家(Dong Bei Ren Jia)
住所:22 Upper Cross Street, 058334
営業時間:11:00〜23:00 (年中無休)
TEL: +65 6224 5258
コメント