新型コロナウィルス|シンガポールもついに「ロックダウン」

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新型コロナウィルス|シンガポールもついに「ロックダウン」

リー・シェンロン首相が国民向けの演説で発表

昨日3日、シンガポールのリー・シェンロン首相は演説を行い、企業や学校などの大規模閉鎖に踏み切ることを発表した。

Project CWP Portal
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この2週間で1日あたり50名を超える新規感染者が見つかる状況となり、同時に国内での感染や感染経路不明なケースが増加していることがこの決断に繋がった。
シンガポールはこの数ヶ月に渡り、感染防止対策のレベルを段階的に引き挙げてきたが、急増する感染に先手を打つため、思い切った手段、つまり日本でも話題となっているシンガポール全体の「ロックダウン」に踏み切った。
ただし、リー・シェンロン首相は演説では「ロックダウン」という単語は使わず、「サーキットブレーカー(遮断機)のようなものだ」と表現した。
今回の処置に伴う国民の動揺を少しでも抑えるための配慮と思われる。

シンガポールのロックダウン概要

公的及び私的な人の移動や接触を減少させることを目的に、下記の処置が2020年4月7日から2020年5月4日までの4週間取られる。

  1. 学校については在宅での授業とする
  2. 職場は必要不可欠と判断されるなサービスや経済部門を除き閉鎖される
  3. 在宅勤務が可能な業務や事業活動は継続可能
  4. レストラン、ホーカーセンター、フードコート等飲食店は、持ち帰りまたはデリバリーのみの営業が可能となる
  5. 食料品の輸入や生産、加工、小売り(ウェットマーケット含む)に関わる企業は営業可能
  6. 病院等の医療施設、インフラ事業、運輸輸送、そして銀行サービス引き続き営業(ただし窓口業務の縮小が行われる可能性あり)
  7. 理容美容サービス、清掃やエレベーター等のメンテナンスサービス、交通・通信サービスは引き続き営業

国民生活に配慮しつつ経済的な打撃は覚悟の上で事態の収束を図る、まさにシンガポールらしい合理的な処置と感じる。

公式情報はこちらで確認

詳細は下記のシンガポール当局の公式サイトで確認して欲しい。

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営業が許可される企業・事業はこのページで確認できる。

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日本語情報は在シンガポール日本大使館のサイトのリリースを参照して欲しい。

 

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