日本(MUFG)からシンガポールの銀行への海外送金手順

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日本(MUFG)からシンガポールの銀行への海外送金手順

以前別の記事でシンガポール(DBS)から日本(MUFG)への送金方法を紹介したが、今回はその逆、日本からの海外送金を紹介する。
シンガポール駐在が日本からお金を送る場合というのは、生活費、学費、医療費の支払いや立て替えの補填が多いかと思う。
この場合、それなりにまとまった金額になるので、初めて海外送金するときはなかなか心配になるものだ。
慣れてしまうと国内の送金と何も変わるところはないので、心配はいらない。
さて、紹介するのはMUFG(三菱東京UFJ銀行)のインターネットバンキングのケースだ。
もちろん銀行窓口から送金することもできるが、シンガポール在住中はそうもいかないので、事前に日本でインターネットバンキングで海外送金できるようにしておいた方が良い。
そんな日本から海外送金する場合の備忘録。

対応通貨

MUFGインターネットバンキング「三菱東京UFJダイレクト」が対応している通貨は以下の通り。
もちろんシンガポールドルに対応している。

SGD(シンガポールドル)
USD(米ドル)
GBP(英ポンド)
JPY(日本円)
CAD(カナダドル)
CHF(スイスフラン)
EUR(ユーロ)
PHP(フィリピンペソ)
THB(タイランドバーツ)
AUD(オーストラリアドル)
HKD(香港ドル)
NZD(ニュージーランドドル)

海外送金のことがよく分からなかった当時の筆者は、そもそも送ったお金が日本円のまま送られるのか、それともシンガポールドルを買って送るのだろうかなど、いろいろと不思議に思ったものだ。
そんなはずはなく、通常の送金であれば送金時に日本円は現地通貨に両替されて送られる。
外貨口座などのケースはこの限りではないが、面倒なので今回は説明から除外する。

海外送金・外国送金の申し込み

三菱東京UFJダイレクトは事前に申し込み・登録がさてれいないと海外送金ができない。
しかも海外住所を銀行に登録してある場合、そもそも申し込み自体ができないので、赴任前に手続きをしておく必要があるので注意。
申し込みは三菱東京UFJダイレクトにログインし、画面の左下にある「全てのメニュー一覧」から「外国送金」を選択する。
 

 
画面の一番下に「外国送金の利用申込」という項目があるので、そこの「利用申込」をクリックし、各種確認事項が表示されるのでそれを確認した上で「次へ」。
 

 
本人確認画面で住所や電話番号等を入力して完了。

ただし、ここで完了するのは「外国送金の申し込み」の申し込み書の送付手続きだ。
1週間ほどで書類が自宅に届くので、指定の本人確認資料を添付して返送する。
これにより、本人確認と在宅の確認が行われることになる。
この申し込み書をインターネットバンキングからの申し込み日から1ヶ月以内に送付しないと、「外国送金の申し込み」ができなくなるので、十分に注意すること。

書類を返送して1週間ほどで、外国送金画面に「送金先口座登録」が表示されれば、送金の準備は完了だ。
あとは現地で銀行口座を開設した後に、口座を登録すれば良い。
 

海外送金先口座の登録(現地赴任後)

海外赴任前は当然現地の口座を持っていないので、以下は赴任後口座を開設してからの作業になる。
口座開設後、三菱東京UFJダイレクトにログインし、画面の左下にある「全てのメニュー一覧」を選択する。
 

 
「送金先口座登録」をクリックし、「注意事項確認」をしっかり確認した後、「外国為替及び外国貿易法」に基づく規制、および「米国OFAC規制の」の対象でないことを確認のうえ、送金先口座を登録します」にチェックを入れて、次へ。
 

 
「米国OFAC規制」についてはここを参照して欲しい。
 

 
普通の会社員が海外赴任する場合には特に心配はいらない。
普通でない会社員は…よく分からん。
 

 
「新しい送金先口座を登録する」を選択し次へ進む。
送金人情報を入力。
 

 
送金先銀行情報を入力。
 

 
基本的にはシンガポールでの口座開設時に受け取った書類に必要事項は書いてあるので、それを入力する。
BIC(SWIFTコード)は筆者の場合、DBSなら「DBSSSGSG」、OCBCなら「OCBCSGSG」だ。
続いて受取人口座の情報、受取人住所の情報を入力する。
 

 
最後に送金通貨、この場合はシンガポールドルを選択し先に進めば、入力は完了だ。
随分長い道のりだったが、早ければ翌日、遅くても翌々日には外国送金の画面に「送金依頼」が表示されるようになる。
 

送金依頼

外国送金画面から「送金依頼」をクリック。
 

 
「送金依頼」をクリックし、お決まりの「注意事項確認」をしっかり確認した後、「外国為替及び外国貿易法」に基づく規制、および「米国OFAC規制の」の対象でないことを確認のうえ、送金先口座を登録します」にチェックを入れて、次へ。
 

 
日本側の引き落とし口座を選択。
連絡のつく電話番号(海外番号も可)を入力する。
 

 
登録済みの送金先を選択し、次へ。
 

 
ここで手数料の確認画面になるので、しっかり確認して欲しい。
 

 
MUFGの海外振り込み手数料は3,000円。
通常の送金であればリフティングチャージは不要。
送金金額はシンガポールドルで入力する。
レートはここのTTSレートを参照のこと。

受取人住所を入力する。
 

 
海外送金先口座の登録で登録した住所から変更がなければ、「変更なし」で次へ。
送金依頼人情報を入力する。
 

 
「送金原資・目的情報入力」は入力した内容によって、このような具合に確認情報が変更されるので注意。
 

 
例えば「生活費」を選択すれば、誰の生活費かなどを質問される。

これで送金情報に関する入力は完了。
あとは確認画面と各種パスワードを入力すれば、2営業日ほどで入金が完了する。
筆者の場合は最初の送金は3日ほどかかったが、2回目からはスムーズに翌営業日には入金されている。

最後に

紹介した内容は記事執筆時点での筆者のケースなので、不明な点や相違があれば銀行に問い合わせて欲しい。
特にBIC(SWIFTコード)は自分の銀行に確認すること。
また送金に関してのいかなるトラブル・損害の責任は筆者は負わないので、この記事は参考程度ということを理解しておいて欲しい。

以上、日本からの海外送金に関する備忘録。

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