海外・シンガポールでも日本のテレビが見放題!海外赴任に必携「SlingBox」

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海外でも日本のテレビが見放題!海外赴任に必携「SlingBox」

海外赴任前に悩ましいのが現地での日本のテレビの視聴だ。
シンガポールでテレビ契約をするとなると「Singtel」か「Starhub」のTV契約になると思う。
いずれも「NHK WORLD」や「WAKWAK JAPAN」などの日本語放送はあるものの正直微妙なラインナップだ。
そこで便利なのが「SlingBox」だ。

「SlingBox」とは

この「SlingBox」は簡単にいうと日本で受信したテレビ放送をインターネット回線を通じて海外に転送するシステムだ。 詳しいことはメーカーページか下記の動画を確認し欲しい。

日本にあるHDDレコーダにSlingBoxを取り付けることにより、レコーダが受信したテレビ放送がネット経由で視聴端末(PC、スマホ、タブレット等)に転送される仕組みだ。
端末側からのチャンネル切り替え等の指示は、ネット経由でSlingBox側に送信される。
それを受け取ったSlingBoxがIR(赤外線)でリモコンと同様にレコーダー側に伝えられる仕組みだ。

分かり易くいうと、上の画像のように画面上に仮想のリモコンが表示され、それをクリックすることにより、日本にあるレコーダを遠隔操作するという仕組みだ。

Slingboxのメリット・デメリット

Slingboxのメリット

・初期投資のみで月額使用料がかからない
・日本のテレビ放送がリアルタイムで視聴できる
・HDDレコーダに録画した番組も視聴可能
・日本側に受信環境がありレコーダが対応して入れば衛星、CS、ネット放送も視聴できる
・画質が良い(ほぼHD画質での受信ができる)
・サポートが良い
・ハードウェアがとにかく堅牢

多少初期投資かかるものの、SlingBoxは一度仕掛けてしまえばあとはコストはかからない。(もちろん通信費と電気代はかかるが)
こういった装置が不要な日本のテレビ放送を海外に転送してくれるサービスもあるが、月額料金が5,000円程度するので、あっという間に元をとることができる。

また、シンガポールのネット環境が優れいているせいもあり、非常に画質は良好だ。

PCからHDMI端子経由でTVに出力してもこの通り。

設置に関しては多少の知識が必要になるが、非常にサポートがしっかりしているし、必要であれば出張設置サポートもあるので心配はいらない。

またハードウェアも堅牢で、筆者の場合4年以上24時間稼働しているが今まで全く故障がない。
これは非常に重要な点だと思う。

Slingboxのデメリット

・初期投資がかかる
・対応HDDレコーダが必要
・日本に装置を常設する必要があり、実家などに仕掛けなければならない
・画質と快適性はネットワーク環境と受信側のハードに依存

Slingboxは単体では機能はせず、対応しているHDDレコーダ等の映像機器が必ず必要だ。
こちらに対応機器の一覧があるので、手持ちの機器が対応しているかを確認しよう。
もちろん新規に購入するのもありだ。

さて当然これらのSlingBoxも含めた機器は日本に仕掛けておく必要がある。
筆者の場合は弟の家に置かせてもらっている。
実家でも良かったのだが、いかんせん年老いた両親に何かトラブルがあった際に対応は難しいので。

視聴の画質と安定はネットワーク環境と受信側のハード環境による。
ちなみに日本側は1Gbpsの高速光回線でプロバイダはBiglobe、筆者側はSingtelの500MBbpsのFible(光)という環境で安定した受信ができている。
同じSlingboxをStarHubの回線で受信している人で、酷いコマ落ちに難儀している人もいるので、ひょっとするとSingtelの方が回線品質は良いのかも知れない。個人的な感想なので悪しからず。

快適な視聴に必要な動作環境

ハード面については「Slingbox M1」における、PCによる視聴時に必要な動作環境はメーカーは下記のように説明している。

必要ネットワーク環境(上下)
HD画質利用時 : 2Mbps以上
SD画質利用時 : 600Kbps以上
モバイル利用 : 250Kbps以上

対応OS
Windows7 以上・Windows8はデスクトップモードのみ対応
Mac OS X 10.9(Mavericks)
パソコン動作環境
Intel CoreTM 2 Duo 以上
(Windowsの場合、256MB以上のビデオRAMを搭載しDirectX9以上に対応したビデオカードまたはチップ)

上記をクリアしておけばとりあえずは問題ないかと思う。
筆者の場合、200ドルくらいの安物PCを購入し、ドライブをHDDからSSDに載せ替えてTV視聴専用PCにしているが、非常に快適だ。
OSはWindows7、CPUはデュアルコアの1.4G、メモリは6GB、ドライブはSSDの128GBという環境だ。
筆者の経験から言うと、十分なネットワーク環境があれば、重要なのはメモリ量とドライブのように思う。
最初はメモリ4GBにドライブがHDDだったのだか、上記のように変更した途端に非常に快適になった。

スマホやタブレットからChromecast経由テレビに出力することもできるが、視聴のたびに操作が必要になるには煩わしい。
少しお金はかかるが上記のようにTV再生専用PC(もしくはノート)を用意して、HDMI端子経由でTVに出力する環境にしておくと、いつでもすぐに日本のテレビが視聴できるので快適だ。

Sim Lim Squareに売っている「例の箱」

まぁ、シンガポール在住者なら知っていると思うが、Sim Lim Squareでよく売っている「例の箱」について簡単に言及しておく。
これはテレビ番組の視聴専用の小型PCで200〜400ドルくらいで販売されている。

この怪しげな箱をTVに接続するだけでネット経由であらゆるコンテンツが視聴できるようになる。
コンテンツはほとんど中国語のものだが、不思議なことに日本の地上波、BS、各有料チャンネル、さらに海外の主なテレビ放送(アルジャジーラまで!)が視聴できてしまう。
しかも、日本の最新ドラマや邦画・アニメが何故か中国語字幕付きでアップロードされており、それも視聴できてしまう。

便利だが当然違法だ。
また、どこにあるかも分からない相手サーバがなくなってしまえば、受信・視聴はできなくなってしまうし保証もない。
いつ視聴ができなるなるかも分からない、違法かつハイリスクな代物なのだ。
立派なオトナは絶対手を出してはいけない。絶対にだ。

というワケで筆者は「SlingBox」一押しだ。

 

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