珠玉のクラフトビールが並ぶビアバー「Druggists」
シンガポールには無数のブリュワリーがあり、世界各国のクラフトビールも楽しむことができる。
ビール好きにとってこの国は天国と言える。…酒税の高さを除けばだが。
さて、今回は豊富なクラフトビールの品揃えと、そのレベルの高さに定評のあるビアバー「Druggists」を紹介する。
ちょっと変わったビールが飲みたいときにうってつけの店だ。
「Druggists」はTyrwhitt Road沿い、ジャラン・ベサール・スタジアムの近くにあるビアバーだ。
「ティラミスヒーロー」の隣の店と言った方が分かり易いかも知れない。
「Druggists」とは「薬剤師」という意味なのだが、これは店舗が以前は「中藥公會」だったことに由来する。
昔ながらのシンガポールの建屋といった趣が面白い。
前述のようにシンガポールよりも日本で有名になってしまった「ティラミスヒーロ」が隣だ。
初めて「Druggists」に行ったときは、例のネコの看板に気を取られてしまい、ついつい通り過ぎてしまった。
バー方式の店なので、店内にあるカウンターで飲みたいビールを注文する。
ビールのメニューは日々入れ替わりで、この日はデンマークやオランダのIPAが中心だった。
超フレンドリーな店員さんに好みを伝えれば、お勧めのビールを教えてくれる。
この日はアメリカンペールエールで何か良いのがないか聞いたところ、「ARCTIC SUNSTONE」というデンマークのAPAを勧めてくれたので、それをいただくことにした。
ビールはワイングラスに注がれて出てくる。
苦みとフルーティーさのバランスが取れた素晴らしいビールだった。
店内に飾ってある看板に眺めながら、冷えたビールを頂く。
ワインや日本酒なども置いてあり、つまみのスナックやハンバーガーなどもある。
ビールは少々高めだが、食べ物は良心価格だ。
以上、ビアバー「Druggists」に関する備忘録。
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