新型iPhone「XS」「XS Max」「XR」発表!と海外版iPhoneの話

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iPhone XS、XS Max、XR、シンガポールでも発売

シンガポールでのiPhone XS、XS Max、XRの発売日と予約方法

先日Appleから発表された「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」はシンガポールも無事第一次発売国に選ばれ、アメリカや日本と同じ「iPhone XS」「iPhone XS Max」は9月21日、「iPhone XR」は10月26日発売となった。
シンガポール在住のApple・iPhoneファンとしては嬉しい限りだ。

シンガポールのAppleのサイト、そしてSingtelやStarhubなどの主要キャリアでは「iPhone XS」「iPhone XS Max」オンライン予約を受け付けていたのだが、Starhubはすでに予約受付を終了しており、Singtlは本日9月16日の午後2時に終了と告知している。

新型iPhoneの入荷が安定してくれば予約は再開されると思われる。

記事執筆時点でシンガポールのAppleのサイトでは予約は継続しており、一部機種では1〜2週間後のお届けとなっているが、機種、カラー、容量によっては「iPhone XS」「iPhone XS Max」を発売日に入手できるようだ。
これから予約する人はAppleのサイトでの予約一択になるかと思う。

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シンガポールでの新型iPhoneの価格

気になるシンガポールにおける価格は下記の通り。

価格 iPhone XS iPhone XS max iPhone XR
64GB S$1,649

(約135,218円)

S$1,799

(約¥147,518円)

S$1,229

(約¥100,778円)

128GB S$1,299

(約¥106,518円)

256GB S$1,889

(約154,898円)

S$2,039

(約167,198円)

S$1,469

(約120,458円)

512GB S$2,199

(約180,318円)

S$2,349

(約192,618円)

価格は税込み、S$1=82円で計算した。

日本でのiPhone XS maxの販売価格が税込み176,336円、それがシンガポールでは約192,618円ということを考えると、なかなか強気な価格設定といえる。
もちろん日本と同様にSingtelやStarhubと2年縛り契約をすると端末価格に割引きが適用されるので、詳しくは各キャリアのサイトを確認して欲しい。

海外版新型iPhoneのメリット 物理DSDS/デュアルSIM機能が搭載

価格だけで言えば、わざわざシンガポールで購入する必要はないのだが、海外版iPhoneは写真撮影時の煩わしいシャッター音を消すことができるなどのメリットもある。

以前は海外版iPhoneだと「Suica」や「Apple Pay」が日本で使用できなかったのだが、iPhone8以降のモデルは問題なく使用できる。
これは日本に一時帰国する機会もある海外在住者には有り難い。

さらに今回発表された新型iPhoneのうち中国版及び香港版の「XS max」と「XR」には物理のDSDS(nano SIM x2)が搭載されており、2つのSIMを同時に使うことが出来る。
例えば片方は日本のキャリアのSIMを入れておき、どこでも電話を受け取れるようにしつつ、海外の現地SIMを併用することができる。

日本国内でも主要キャリアのカケホーダイと格安SIMのデータ通信を併用することなどもでき、非常に使い勝手のよい機能だ。
シンガポール版や日本版にもDSDSの機能はあるのだがnanoSIMとeSIM(端末に内蔵されたソフトウェアSIM)によるデュアルSIMのため、使用したいキャリアがeSIMに対応する必要がある。
少なくても記事執筆時点では日本とシンガポールのキャリアは対応キャリアには含まれていない。
この物理DSDSがどうしても必要な場合は、香港版もしくは中国版を入手する必要がある。

シンガポール、中国、香港で購入したiPhone XS、XS max、XRは日本で使えるのか

海外でiPhoneを購入する際に気になるのが、日本で使えるのか否か、電波・周波数が対応しているかだと思う。
結論からいうとシンガポール、中国、香港で購入した「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の場合は心配はいらない。
日本のキャリアの主要な周波数のほとんどに対応しているので、帰国した際に日本国内でも使用できる。
一部対応していない周波数があるが、LTEを高速化するためにメインバンドに対して補助的に使われることがほとんどなので、実用上は困ることはない。

海外版iPhone XS、XS max、XR 周波数バンド対応表

日本、シンガポール、中国、香港の各Appleストアで販売されているSIMフリーiPhone XS、XS  max、XRの対応LTE(4G)バンド一覧をまとめたので参考にして欲しい。

今回の調査対象キャリアは「docomo」「SoftBank」「au」「Y!mobile」「UQモバイル」のサブブランドを含む5キャリアだ。

表に記載したモデルは下記の通り。

日本版iPhone
iPhone XS iPhone XS max iPhone XR
A2098 A2102 A2106
シンガポール版iPhone
iPhone XS iPhone XS max iPhone XR
A2097 A2101 A2105
中国版iPhone
iPhone XS iPhone XS max iPhone XR
A2100 A2104 A2108
香港版iPhone
iPhone XS iPhone XS max iPhone XR
A1920 A2104 A2106

表はクリックすると拡大される。
赤線の引かれたバンドが対応必須のメインバンドだ。

これらの国のAppleストアで販売される新型iPhoneは、日本の主要なLTE(4G)バンドに対応している。
日本のキャリアのLTE網の人口カバー率が99%以上ということを考えると、日本国内使用も問題ないと言えると思う。

以上、新型iPhoneに関する備忘録。

コメント

  1. Mono より:

    シンガポール在住の者です。

    貴重な情報ありがとうございます!
    新作iPhoneが日本帰国後も使用できるのか、気になっていました。
    これで心置きなくXS Maxを予約できます。

    因みに、きっとモバイルSuikaやAppl payも問題なく使えますよね…?

    • daikichi より:

      ご愛読ありがとうございます。
      モバイルSuica、Apple Pay共に問題なくiPhone8以降のモデルは海外版でも使えます。
      自分自身で動作確認済みです。

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