やっちまったぜ日本人!シンガポールで新聞沙汰になった日本人たち

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やっちまったぜ日本人!シンガポールで新聞沙汰になった日本人たち

「日本人は礼儀正しくマナーが良い」との印象を多くの日本人は信じていると思うが、海外に住んでいると日本人観光客や駐在員の「やらかし」を目の当たりにすることは多い。
日本では問題のない行為も、国によっては処罰の対象になるケースも多々あるので、海外渡航時には目的地の最低限の情報は把握しておくに限る。
例えばシンガポールでは公共の場所での泥酔は罰金刑となることもあるし、電子タバコの持ち込みも禁止されている。

さて、小さな島国シンガポールでは、その日本人の「やらかし」もしくは「犯罪」が割と大きく実名報道されることがある。
同じ日本人として同胞が悪い意味で話題となるのを見ると居たたまれない気持ちになる。
今回はそんなシンガポールで新聞沙汰となった日本人のトラブル・事件を紹介する。

MRT駅で泥酔して警官にビンタで罰金S00

1つ目はお酒にまつわる事件から。
Masano Takeshi氏(当時27歳)はMRTシティーホール駅で泥酔し、大声を上げ暴れているところを駅員に保護され救護室に運ばれた。
そこで対応にあたった複数の警官にビンタを食らわせ、さらに取り調べ中に仰向けに倒れ、頭をベッドのフレームに強打し出血。
手当てしようとした警官にもさらにビンタするという乱行ぶりだった。
ちなみにMasano Takeshi氏の弁護人によれば彼の日本の両親は共に警官とのこと。

Japanese man who slapped three policemen at MRT station fined ,000
SINGAPORE - A Japanese man who slapped three policemen at an...

当然彼は逮捕され、罰金S$6000(約50万円)となったのだが、当時話題となったのが弁護人のこの発言だ。
「彼はイスラム教に改宗したので、今後は禁酒し続けることになる」
いくらなんでもそれはないだろ。とツッコまずにいられない。
彼の禁酒が続いていることを祈る。

日本人女性が泥酔し警官の手を噛んで刑務所送り

Eri Tanaka氏(当時33歳)は彼氏の浮気を疑い、酔った状態でノベナ駅近くのサフォークロードにある彼氏のコンドミニアムに侵入。
住人ではない彼女は中に入ることができず、警備員に退去するよう促されたが、エレベーターホールに居座り大声を上げ続けた。
結局警官を呼ばれる事態となり逮捕されたのだが、その際に警官の手に噛み付いてしまい、さらに事態は深刻に。
しかし彼女の御乱行は続く。
この事件の保釈中にさらにセントレジスシンガポールのロビーでも酔って暴れ、ホテルのスタッフに暴力をはたらいた。
当然速逮捕となり、結局36週間の禁固刑となった。

Japanese woman jailed for assaulting police officers
A drunk Japanese woman, who was creating a ruckus in a condo...

「酒は飲んでも飲まれるな」の言葉を彼女に贈りたい。
シンガポールにおける日本人の飲酒マナーの評判は極めて悪いので、この事件を他山の石とせず、在星日本人諸氏には注意を促したい。

日本人駐在員がファーイーストスクウェアのトイレで痴漢

日本人駐在Wataru Murase氏(当時29歳)はファーイーストスクウェアの1階の女子トイレで手洗い中の20歳の女性に後ろから近づき胸に触る痴漢行為をはたらいた。
女性が悲鳴を上げ、しゃがみ込んでも胸に触り続け、その後逃走。
監視カメラの解析から後日Murase氏が犯人として逮捕されることとなった。

Japanese expat jailed for molesting woman
A Japanese expatriate was sentenced to eight months and four...

結局36週間の禁固刑となったのだが、監視カメラの映像には事件の前に、6度も女子トイレに侵入した彼の姿が捉えられていた。
獲物を探してうろついていものと思われる。

アルビレックスの元コーチが14歳の女の子に痴漢

アルビレックス新潟シンガポールの元コーチTakafumi Mizuno氏(当時30歳)は、ジュロンイーストスタジアム近くの商店で14歳の女の子のお尻を触るなどの痴漢行為を2度はたらいた。

Former Albirex assistant coach convicted of molesting teen
The former assistant coach of Albirex Niigata Singapore foot...

Mizuno氏は容疑を認め、10日間の禁固刑となった。
ちなみにアルビレックス新潟シンガポールは本件に関してコメントやリリースを控えている。

総額200万ドルの汚職で日本人ビジネスマンに5年6ヶ月の禁固刑

Katsutoshi Ishibe氏(当時53歳)とTakaaki Masui氏(当時55歳)は小麦粉の販売代理店契約をめぐり、シンガポールの会社から総額200万ドル(約1億6000万円)の賄賂を受け取ったとして、シンガポールの裁判所はそれぞれ100万ドル(約8000万円)の罰金と5年半の禁固刑を言い渡した。

Duo get 5 1/2 years' jail for accepting over m in bribes
To continue to be a distributor of edible flour, Singaporean...

小麦粉1トンあたり23USドルの利益が生じる取引において、3ドルはシンガポールの会社、残り20ドルはこの2名が折半して受け取るといったものだった。
なかなかに強欲な取引で、シンガポールの会社が気の毒になる。
もちろん、これらの取引は彼らの勤める日本の商社には知らされない形で行われた。

最後に

日本では大きく報道されないような事件でも、シンガポールでは大きく実名・顔写真入りで報道されることになる。
特にアルコールによるトラブルや痴漢などの事件は、日本よりも大きく扱われる。
まぁ、真っ当に生活をしていれば、こんな目に遭うこともないとは思うので、筆者や読者諸氏には関係のない話だ。たぶん。

以上、シンガポールで新聞沙汰となった日本人のトラブル・事件に関する備忘録。

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