シンガポールの蟻(アリ・あり)対策あれこれ

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シンガポールの蟻(アリ・あり)対策あれこれ

シンガポールでは望む望まないに関わらず、不意の来客が現れる。
彼らは家主の知らぬ間に集団で勝手に部屋に上がり込み、無断で飲み食いをしたあげくに、食べ物をテイクアウェイまでしていく。
この図々しい客の名は「蟻」だ。
室内で数十、数百匹単位で彼らが食べ物に群がっている姿は、虫が苦手な女性にとっては卒倒ものかも知れない。
そんなワケで蟻の駆除対策の備忘録。

シンガポールの蟻

忘れた頃に訪問してくる「蟻(アリ)」。
日本のアリより二回りほど小さい彼らは、室内のありとあらゆる所に現れる。
またどんなコンド高層階の部屋であっても、きっちり現れる仕事熱心さは脱帽だ。
そんな手強い彼らだが対策さえしてしまえば、随分訪問頻度も抑えられる。

予防対策

これはもう餌となり得るものを室内に放置しないに限る。
パンやお菓子などのカス、果物の残り、飲み終わったあとのジュースやビールの缶など、彼らはきっちり探知して現れる。
これらを室内に放置しないこと、そしてマメに床を拭き掃除すること。
これだけで随分と彼らの勤労意欲を抑えることができる。

発生時の対策

どれだけ部屋を綺麗にしていても、蟻は時折現れる。
室内で彼らを見かけたら、慌てずしっかり観察して、どこから浸入して来ているのか、どこに巣があるかを確認しよう。
多くは壁や床の隙間や割れ目の中から現れていることが多い。
彼らがせっせと収穫物を運び入れいてる場所を確認したら、あとは無慈悲に「殺蟻剤」をその周辺に仕掛けてやろう。

シンガポールで一番ポピュラーな殺蟻剤が「TERRO-PCO」だ。

筆者はローカルの友人に最初にこれを勧められた。
ただ効き目はイマイチで、あまり蟻さんが寄ってこない。
そこで、イチオシなのが在星邦人御用達の「アリメツ」だ。

日本の殺蟻剤だがシンガポールの蟻にも威力は絶大で、日系スーパーや薬局で買うことができる。
この「アリメツ」と前述の「TERRO-PCO」を同時に試したことがあるが、ほとんどの蟻は「アリメツ」の方に群がっていた。
ドン引きするくらい群がりっぷりだった。
ちなみにアリメツには薬剤を仕掛けるための小さな皿がついてくるのだが、これは使わない方が良い。
日本と比べて小さなシンガポールの蟻はこの皿に登ることがほとんどできない。
なので、筆者の場合は床の上に直接数滴垂らして使用している。
勿論床の材質によっては床材にダメージを与える可能性があるので、事前に確認しておこう。

ワラワラと寄ってくる蟻は気持ちの良い物ではないが、とにかく余計なことはせず、一晩放置しておき、アリメツを巣に運んでいただこう。
一晩経つとほとんど姿を消してくれているはずだ。
もしまだ姿を見るようであれば、前日の仕掛けたアリメツは拭き取ってフレッシュなアリメツを数滴改めて垂らしておこう。
ちなみにアリメツを垂らすときは、蟻に直接かけたりしてはいけない。
そうすると、蟻は用心してしまって寄ってこなくなることが多い。
2日連続で仕掛ければ、まずは蟻の姿は消えて無くなっているはずだ。
あとは巣の出入り口となっていた割れ目や隙間を、シリコン剤や木工ボンドを使って塞いでしまおう。
ここまでやれば当分彼らはやってこなくなる。

究極の対策

正直ここまでやっても完全に駆逐することは困難だ。
いくら我が家で対策したところで、隣の家や廊下などまではどうにもできない。
そのあたりは割り切りが必要かと思う。
それも嫌な場合はこいつを飼うことを勧める。アリクイさんだ。

…最後に投げやりな提案をしたことを読者にお詫びする。

コメント

  1. だいすこ より:

    2018年1月下旬から単身でシンガポール赴任予定のだいすこと申します。

    本ブログの情報非常に分かりやすくて大変助かっています。

    可能であれば、オススメのリーズナブルな日本食レストランの紹介や
    食材に限らず持ってきた方がいい物リストを教えていただけませんか?

    あと、3ヶ月に一回程度日本に帰る予定なのですが、その際手荷物内で大量に食材を買い込んでも税関でとやかく言われないのでしょうか?EPビザ所持の場合が調べてもよく分かりませんでした。旅行者だと600ドルまでとあったのですが。。。

    ブログ内で洗剤やらカレーのルーまで船便で大量に送ったとありましたが税関で税金(GST? And custom duty?)を筆者様は納めたとの認識でいいのでしょうか?

  2. だいすこ より:

    Daikichi様
    早速のご回答ありがとうございます。
    持ち物リストも確認いたします!ありがとうございます。

    私も食料品の持ち込みはその気持ちでやってみようと思います。

    船便は引っ越し業者にも聞いてみます。
    ありがとうございました。

    あと、調べていると、お肉持ち込み可能になってるみたいですね。
    http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/sr1.html
    Daikichi 様は既にご存知かもしれませんが、申請方法は、検疫所に直接聞いて、次回渡航時にトライしてみます。

    レストランの更新楽しみにしています!!

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