【実機レビュー】Insta360 ONE R |1インチ版広角レンズモジュール

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【実機レビュー】Insta360 ONE R |1インチ広角レンズモジュール

「Insta360 ONE R」の仕様レビューはこちらの記事を参照のこと。

【Insta360 ONE R】1インチ画像センサ搭載のライカ広角レンズと高精細360°レンズに死角なし!|仕様レビュー
「全部入り!」モジュール型アクションカム&360度カメラ「Insta360 ONE R」仕様とフォトレビュー 「1...

ついにLeica(ライカ)印の1インチ広角レンズモジュールが手元に

Insta360 ONE Rの「ツイン版」受け取ってから1ヶ月。
ようやく「1インチ広角レンズモジュール」が中国から手元に届いた。

このモジュールの出荷は3月末から始まっているが現在も品薄が続いている。
ただ比較的公式ストアでの購入はし易いようで、記事執筆時点で注文から出荷まで数日程度となっている。

Insta360公式ストア

「ツイン版」は在庫が豊富になりつつある。

「1インチ広角レンズモジュール」はInsta360と名門カメラメーカーLeica(ライカ)が共同開発した画期的なInsta360 ONE R用レンズモジュールだ。
アクションカメラ史上最大の1インチセンサーに、Leicaの光学技術が詰め込まれた夢のようなInsta360 ONE R用レンズモジュールと言える。

早速このレンズを「Insta360 ONE R」に取り付けて撮影に出かけてみた。
と言っても、新型コロナ禍により外出自粛要請の中なので、近所のスーパーに買い出しに行く途中に撮影した程度だけども。
本当は山にでも持って行って美しい風景でも撮りたかったのだが…それは今後の楽しみに取っておくことにする。

1インチモジュールの主な仕様

レンズ口径:F3.2
焦点距離:14.4mm(35mm換算)
静止画解像度:5312 x 3552(3:2)、5312 x 2988(16:9)
動画解像度:5312×2988@24/25/30fps、3840×2160@24/25/30/60fps、2720×1530@24/25/30/60fps、1920×1080@24/25/30/60/120fps
静止画フォーマット:jpg、RAW (dng) (RAWファイルの編集はデスクトップソフトが必要)
動画フォーマット:insv(専用アプリまたはInsta360 Studioで書き出し可能)、LOG動画対応
動画コーディング:H.264 / H.265

静止画レビュー


こんな感じで短く畳んだ自撮り棒につけ、手持ちの状態で特に設定は変更せずに撮影してみた。
このレンズ、実際にメインモジュールとバッテリーモジュールに取り付けると結構な存在感で、見た目がいかにも「カメラ然」といった具合になる。

5312 x 3552, ISO 100, 0mm, f/3.2, 1/1235s

1インチという、アクションカメラとしては巨大なセンサーを搭載しているだけあり、解像感がありメリハリの効いた画になっている。
建物の間から見える青空が十分に表現できている。

5312 x 3552, ISO 100, 0mm, f/3.2, 1/874s

35mm換算で14.4mmの超広角レンズは、街中であっても広がりもってダイナミックに風景を画として捉えている。

5312 x 3552, ISO 102, 0mm, f/3.2, 1/1575s

思いっきり逆光で撮影してみた。それでもゴーストはこの程度。
ゴーストやフレアは、逆光で撮影した際に強い光がレンズやカメラ内部に反射することで起こるが、このレンズモジュールは割と押さえられているように思う。さすがLeica。

5312 x 3552, ISO 101, 0mm, f/3.2, 1/1852s

このあたりから周辺減光(画面の四隅が少し暗くなる現象)が目立ってきた。
Insta360 ONE Rあくまでアクションカメラなので、ミラーレス一眼などとは当然比較にはならないのだが、多少強めに出ている印象。

5312 x 3552, ISO 205, 0mm, f/3.2, 1/60s

薄暗い建物内で撮影。この画像が一番周辺減光が出ている。
ただ、画像自体は暗い中でもしっかりと解像感を保持している。
このあたりは1インチセンサーの面目躍如といったところか。

5312 x 3552, ISO 101, 0mm, f/3.2, 1/1499s

以前から「1インチ版は90センチ以上離れないとピントが合わない」という話がある。
実際のところを確認するために、花壇からぴったり90センチ離れて撮った画像がこれ。
ピントはそれほど不自然な感じにはなっていない。

5312 x 3552, ISO 101, 0mm, f/3.2, 1/1339s

20センチくらいで接写をしてみたのがこの画像。
確かに手前の花にはピントは全くあっておらず、奥の花にあってしまっている。
さすがにこのレンズも100点満点とはいかないようだ。

静止画については、アクションカメラとしては十分以上の能力を持っていると思う。
実際アクションカメラで静止画を撮るケースは限られると思うので、あくまで参考程度と言うことで。

動画撮影レビュー

先ほどの静止画と同様に自撮り棒の先にInsta360 ONE Rを取り付けて、手持ちで撮影しつつ、スーパーへの買い道を歩いてみた。
途中で画が少し傾くのはご愛敬ということで見逃して貰いたい。
撮影は5.3K(5312×2988)、フレームレート30fps、コーディングはH.265で撮影した。
それ以外の設定は全て標準のままだ。

こちらの動画は4K(3840×2160)、フレームレート60fps、コーディングはH.265で撮影した。
それ以外の設定は全て標準のままだ。

動画の画質や色味は、筆者の好みど真ん中でかなり気に入っている。
夜景もクリアに撮影できており、1インチセンサーの能力の高さを感じることができた。
5.3Kや4Kの解像感も十分に発揮されていて素晴らしく、FlowState(手ぶれ補正)も十分に機能してる。
屋内から屋外、照明側から暗がりへの移動など環境の明暗に差がある場合でもそれほど露出に影響はなく、破綻のない動画となっている。
まさに「すべてのシーンに寄り添う」アクションカメラだ。
筆者のアクションカメラの使い方であれば、十分な画質をもった製品であり、非常に満足している。

mp4での直接保存は今のところ不可

不満があるとすれば動画フォーマットが独自規格のinsvのみという点だ。
最新のファームウェアのアップデートで、4K広角レンズモジュールではmp4での直接保存が可能となったが、1インチ広角レンズモジュールでは今のところinsvのみ対応となるため、専用アプリやInsta 360 Studioを使ってmp4にエクスポートする必要がある。
出来るだけ早く、1インチ広角レンズモジュールでもmp4での保存が可能になって欲しい。

4K広角レンズモジュールではmp4での動画保存が可能

1インチ広角レンズモジュールではmp4での動画保存設定がない

以上はInsta360 ONE R 1インチ広角レンズモジュールの実機レビュー記だ。
早くこのカメラを持ち山や街に繰り出し、夜景なども撮影したいものだ。
心から、一刻も早くこの新型コロナ禍が収束することを祈る。

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