知っていますか?DBSポイント
弊社において駐在が日本に撤退する際によく見る風景が「DBS points」に関するゴタゴタだ。
筆者の同僚が日本に帰任するにあたって、銀行口座やら携帯やら、カードの解約やらでバタバタしている時にDBSから「クレジットカードを解約するのは良いけど、DBS pointsが随分と貯まってますよ?」と言われて慌ててバウチャーを申請するのはすでに見慣れた風景だ。
結局、バウチャーが届いた頃には日本帰任直前で使うことが出来ないなんてことが良くある。
右も左も分からない状況でシンガポールに赴任して、総務に言われるがままにDBSで口座とカードを作ったものの、「ん?このDBSポイントって何だ?」となっているパターンが存外に多いようだ。
ぶちゃけてしまうと、このDBSポイントの還元率は良くはない。
本気でカードのポイントやらマイルで得をしようと思うなら、UOBやKrisflyer、ANZのカードが有利なので、それらのカードを活用することをお勧めする。
この記事では、気がついていたら貯まっていたDBSポイントをどうやってバウチャーに替えるのかを説明したいと思う。
DBSポイントはどう貯まるのか
DBS口座に紐付いたクレジットカードを作っていれば利用状況に応じてポイントは勝手に付加されていく。
DBSのオンラインバンキングかDBSポイントのサイトで確認することができる。
基本的にカードを$5の利用で1ポイントになるが、カードの種類や利用状況によって付与ポイントは変わるので詳細は、このページで確認してほしい。
またDBSのポイントには利用期限はない。一部のケースで例外的に期限が設けられていることがあるが、あまり気にする必要はないかと思う。
DBSポイントをバウチャーへ
全てはこのDBSポイントのサイトで完結する。
DBSのカードを作ってさえいれば、登録はすでに完了しているので、特段申し込みなどは必要ない。
実はこのサイト、ログイン方法が曲者だ。
FIN番号、もしくはパスポートを番号とカード番号を入力するだけでログインできるのだが、もしパスポート番号でDBSに登録されていると、ただパスポート番号とカード番号を入力するだけではログインできない。
パスポート番号の場合、頭に「P」を付ける必要がある。
パスポート番号が「AA1234567」であるならば「PAA1234567」と入力する必要がある。
ログイン画面の「MORE INFO」にその旨記述があるのだか、普通はそんなところは読まない。
結構これに引っかかってログインできていないケースが多いようだ。
ログインしてしまえば、あとはポイントの範疇で欲しいバウチャーを申請するだけだ。
申請後約1週間でバウチャーが届く。
バウチャーを使う時に対象カードの提示を求められることがあるので、タダ飯に浮かれてカードを持って行き忘れないように注意してほしい。
筆者も一回やらかしたことがある。
最後に
筆者は毎回「ディンタイフォン」のバウチャーに替えて、毎回タダ飲茶をさせてもらっている。
いくらバウチャーと言えども、レストランでお金を払わず腹一杯食事をする度に「申し訳ないなぁ」と感じてしまう。
「ディンタイフォン」のような素晴らしい料理とサービスが定期的に無料で味わえるのは何とも美味しいが、ちょっと申し訳ない気分になる。
いや、遠慮なくバウチャー使うのだけどもね。
せっかくのDBSポイント、シンガポール生活の慌ただしさの中で活用できていないのであれば、活用してほしい。
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