【AirTag】ケース、保護フィルム、電池、アクセサリあれこれ
長らく噂だけが先行していたAppleのスマートタグ、所謂忘れ物防止トラッカー「AirTag」が発売された。
筆者もよく忘れものをするので、以前から他社製のスマートタグを愛用してるのだが、これまでの製品は使い勝手や位置情報の精度、バッテリーなどに一長一短があり、「これは」と思えるものにはなかなか出会えてこなかった。
今回発表されたAirTagはApple自身がOSレベルでトラッキング機能を実装し、世界中で稼働する10億台のiOSデバイスでタグを追うという、そのマーケットシェアを最大限に活用したデバイスであり、これまでのスマートタグの欠点の多くを解決した製品だ。
特にスマホにおけるシェアでAppleが50%を握っている日本では、その威力は絶大だ。
その高性能さと匿名性の高さから発売前にも関わらず、ストーカーに悪用されてしまうのでないかなど、思わぬ波紋を呼んでもいる。
そう言った心配を差し引いていも、AirTagは現在入手できるスマートタグの中では抜きんでた性能とデザイン性をもつ製品であることは間違いない。
Apple製品にしては3,800円と比較的お安いので、試しに1つ買ってみても良いのではないかと思う。
さて、これまで様々なスマートタグを使ってきた筆者からするとAirTagは、デバイスとしては完成度が高く、機能も申し分ないのだが、こう言ったコイン形状タイプのデザインの場合、トラッキングしたいものに合わせてアクセサリを買っておかないと、使い勝手が悪くなるケースもあるのだ。
そこで今回の記事では、AirTagを上手に使うために必要なアクセサリーを紹介する。
バッグにはキーホルダー、キーリングタイプがおすすめ
AirTagをバッグやブリーフケースなどに取り付ける場合はキーホルダー、キーリングが便利だ。
キーホルダーやキーリングなしにバッグの中のポケットにでも放り込んでおいても良いのだが、荷物を出し入れしているうちに、タグをいつの間にかどこかにやってしまうこともある。
筆者もバックの中にあったはずのタグが、自宅の片隅にいつの間にか落ちていたことがあった。
スマートタグというのは「いざ」という時や、忘れ物をして場を離れた際に活用するもので、次第にその存在を忘れてしまいがちになるため、ある程度キーホルダーやキーリングを付けて固定していた方が無難だ。
他社製のタグは正直デザインが微妙なものが多いのだが、AirTagであればデザインもよいので、バッグからぶら下げておくのもありだと思う。
それにバッグの中では荷物に遮蔽されて、位置情報の通信範囲が限定されてしまうことも考えられる。
自分の趣味とバッグにあったデザインのキーホルダーやキーリングを探してみるのも面白いと思う。
一番のおすすめはAppel純正のキーリングやループだ。
AirTagのデザイン性を損なわず、堅牢さと自然さを兼ね備えたアクセサリだ。
純正は少々お値段が…という場合は、サードパーティー製も選択肢だ。
数多くのAirTagのアクセサリが、サードパーティーからも発売されている。
ただ、見栄えの点からレザー(もしくはフェイクレザー)製の場合は純正のキーリングに敵う物はないように思う。
上の写真の左側の青いキーリングはアップル純正、右側の黒いキーリングはサードパーティー製なのだが出来映えの善し悪しは一目瞭然。
純正は隙間なくピタリとAirTagと組み合わさるのだが、サードパーティー製はこのように少しルーズになっている。
このあたりは目的や使い分けだと思うが、筆者としては強度や見た目の面からも純正をおすすめしたい。
コスパ重視であれば、AMOVOのシリコン製のキーリングがおすすめだ。
汚れにくく、水洗いもでき、カラーバリエーションも豊富だ。
AirTagとのサイズもぴったりで言うことなしだ。
さらなる高級デザインとブランドを求めるのであれば、こんな選択肢もある。
筆者にちょっと手は出ないが。
財布やコインケースには保護フィルムは必須
500円玉を少し大きくした程度のサイズであるAirTagだが、財布やコインケースにそのまま放り込んでおくことも多いかと思う。
そういった使い方をする場合は、小銭でタグが傷だらけになることが多いので注意が必要だ。
せっかくの美しいデザインのAirTag、傷だらけにはしたくないものだ。
キーリングやキーホルダーも、金属部分はむき出しになるので、何らかの方法で傷を防ぎたくなるのは人情というものだ。
そんな時に便利な、専用の保護フィルムが、高品質フィルムでお馴染みのミヤビックスから発売されている。
実際に貼ってみたのがこの写真だ。
このようにAirTagの表と裏に貼る保護フィルムで、空気が残りにくく、柔らかい素材でできているため、丸みを帯びたフォルムのAirTagにもぴったりフィットする。
このように表の金属部分を覆うように保護ができる。
シワもなく、AirTagの美しい見た目をまったく損なうことはない。
わかりにくいかもしれないが、裏の白い面に貼ったのがこの写真だ。
こちらも空気もシワもない。
キーリングやキーホルダーと一緒にこの保護フィルムを使えば、まずAirTagにキズが入ることはない。
ただ、財布や小銭入れなど、絶えず硬貨と接するような場所にAirTagを入れる場合は、このフィルムでもサイドの部分は保護できないため十分ではない。
そんな時はこのように100均で売っている厚手の小さなジップ付きのビニール袋にいれて、財布に放り込んでおくのが一番良い。
見た目が気になる場所でもないし、何よりもコスパ良くAirTagを保護できる。
袋が傷んできたら交換すれば良い。
バッテリーはボタン電池「CR-2032」
AirTagのバッテリーは交換できるボタン電池タイプだ。
仕様上は1年間は交換不要で稼働するとのこと。
電池コンビニでもどこでも買えるCR-2032となっている。
このCR-2032、100均でも買えような低価格のものものあるのだが、あまり安い電池を買うことはおすすめできない。
というのも、安い電池は品質もそれなりで、最悪液漏れを起こしてしまい、スマートタグが破損してしまうことも十分考えられるのだ。
安物買いの銭失いにならないよう、安心の国内大手ブランドの製品を買おう。
筆者的にはPanasonicがおすすめだ。
電池交換方法
AirTagの電池交換方法はこの動画が分かり易いので、参照して欲しい。
以上、AirTagのおすすめアクセサリ等のあれこれ。
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